「場づくり」をはじめよう。

場づくりをはじめよう

  「だれかと思いを共有するには?」
  「自分のやりたいことを、はっきりさせるためには?」
  「参加している団体の悩みを解消するには?」
  「活動する場をつくりたいけど、なにから始めればいい?」


 忙しい日常のなかでも「なにかをしたい」という思いを大切にしたい。
 そんなときに、どうすればいいのでしょうか?









場づくりというアプローチがあります。


  「場づくり」は、ゼロから活動の場をつくりだす
   理論(哲学)と実践方法(技術)です。  

場づくりクラスの様子

「場づくり」を仲間と共に学ぶ場

れんげ舎では「場づくり」について、仲間と共に学ぶ場を準備しています。「場づくりクラス」では、基礎理論をしっかり学べる【座学】、仲間と共に体験しながら深めていける【ワーク】、実際に自分たちで場をつくる【実践】と、3つの要素でプログラムが組まれています。およそ半年間かけて、全15回の「学びの場」があります。

場づくりクラスについてはこちらをご覧ください。2014年度のクラスは5月28日に開講します。定員30名。参加申込み受付中です。

場づくりクラスの受講生たち

様々な年齢、立場の人たちが学んでいます。

社会貢献活動を行うNPO・NGOに携わる方、社会人をやりながら「なにかやりたい」という思いを持っている方、進路を模索中の学生の方、地域で活動するシニアの方、行政機関の職員の方など、様々な年齢、属性、立場の方々が学んでいます。ふつうの学びの場では得られないつながりと、仲間とのかかわりから得られる深い学びと喜びがあります。

場づくりクラス集合写真

学びだけでなく、「実践」の機会を持てます。

自分のやりたいことや問題意識を反映した活動をしたい。そう思っても、仕事などの事情で、なかなかすぐには始められないこともあります。また、自分で始める前に、実践を通して力をつけたい、どれくらいできるのか試してみたい──そんなニーズもあるでしょう。

メルマガ著者|長田英史(NPO法人れんげ舎 代表理事)

NPO法人れんげ舎代表理事。合同会社ファロルモ代表。
1972年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。1993年和光大学経済学部経営学科卒業後、同大学人文学専攻科教育学専攻に進学し、教育学や心理学、身体論などを学ぶ。
在学中の1990年より「子どもの居場所づくり」に関する教育運動に参加。まだNPO法人格も存在しない当時、大学卒業後は就職せず、活動を仕事にしたパイオニア的な存在。現在45歳だが、既にこの道27年。

自分たちの力で豊かな「場」をつくり出せれば、大きな組織に属したり、企業や行政からの財政援助を受けなくても、活動が成り立つことを身をもって証明する。長年の活動経験を活かして、他団体へのコンサルティング、講演、執筆などを精力的にこなす。講座は年間80回、関東だけでなく東北から関西、近畿など各地で開催される。講座の主催者(クライアント)は、NPO、市民活動団体、行政、公益法人など幅広い。

1996年に任意団体としてれんげ舎を設立、2002年にNPO法人化(1996年には、まだ日本にNPO法人格が存在しなかった)。2003年、地域の人との接点と財政基盤強化のため、カフェ「金魚玉珈琲」を出店。NPO経営のカフェとしてはめずらしい深夜営業などを行い、幅広い客層が利用。看板メニューの「瓶詰めプリン」を楽天市場・Amazonなどで通信販売し、TV・ラジオ・雑誌などで繰り返し取り上げられる。プランタン銀座、東京大丸、中野丸井、広島福屋、札幌伊勢丹など、各地の有名デパートでも販売する。
2010年より、自分たちの活動経験のなかで、他の個人や団体でも活用できる要素を「場づくり」という観点からコンテンツ化し、「場づくり支援事業」を本格化。一人ひとりの内面とつながった活動の場づくりというコンセプトが、非営利セクターを中心に多くの支持を集める。いわゆる中間支援組織やコンサルタントではなく、自らも現場で活動する「プレイヤー」として、「場づくり」の哲学とノウハウを発信し続けている。
2016年には、「場づくり」を一般企業の職場づくりに活かすため、合同会社ファロルモを設立。潜在能力が発揮出来るチームビルディングやコンサルティング、企業研修などを行う。

◇著書『場づくりの教科書』芸術新聞社(2016) 

見落とされがちな視点

場づくりとは?

「場づくり」というと、まず「私が場をつくる」ということをイメージします。そして、人によっては「その場で私はうまくやれるかな…」という不安がでてきて「無理かも…」という結論に達してしまう。ありがちな展開です。
その原因は、あなたに力がないのではなく、「いま場がないために、不正確なイメージをもってしまう」ということです。少し、このことについて説明しましょう。
準備された「場」は、日常生活とは異なります。なにかの活動をするために準備された「場」なので、その「場」に自分が入ると、普段よりも、力が発揮しやすくなります。自分自身がつくった「場」なのですが、その「場」のなかに入ると、その「場」から力をもらえて、力を発揮しやすくなります。しかもこれは自分だけに限ったことではなく、他の人(仲間)もそうです。
人がただ集まっただけでは、そのような「場」はできません。そういう「場」を準備する考え方やノウハウなどが「場づくり」です。メルマガ「場づくりのチカラ」では、そのような場づくりの考え方やノウハウを、お伝えしていきます。

  

  

 

れんげ舎の主な活動です。大きく分けて3つあります。

場づくり支援

単発の講座から、半年かけて学べるクラスまで。

「場づくり支援事業」は、れんげ舎主催のものと、自治体や他のNPOなどが主催し講師派遣するものがあります。れんげ舎主催の「場づくりクラス」では、半年間かけて、座学・ワーク・実践の組み合わせで、場づくりをからだで学べます。

金魚玉珈琲

れんげ舎運営のカフェは、瓶詰めプリンが有名です。

「金魚玉珈琲」は、れんげ舎が運営するカフェです。10周年を迎えました。看板メニューの「瓶詰めプリン」は、TV番組でAKB48が食べて話題になり、全国の有名デパート(催事会場など)や、楽天市場などでも購入できます。

あそび団

子どもたちの活動は、わたしたちの原点です。

「あそび団」は、小中学生を対象とした子どものあそび場です。子どもたちの自治によって運営されるあそびの集まりで、前身の団体を含めると20年以上の活動実績があります。わたしたちれんげ舎の活動の<原点>です。